ロジナールの低温現像(2)

前回のロジナールの低温現像では温度維持に失敗した。
しかし若干の効果もあったようにも思えたし、自粛生活が続く中で実験的な試みがなんだか楽しいので低温現像にハマっている笑

 

今回は期限切れで安く手に入れた120㎜中板フィルム Lomography Earl Grey とやはり期限切れのTMax400を使用した。
なにもこのタイミングでわざわざ期限切れを使って結果判断に雑味を加えなくても・・と思いますが、高騰するフィルム価格の中で期限が少々過ぎようが安く手に入れるのが優先です(笑) まぁ期限切れと言っても1か月そこそこメーカー推奨期限を過ぎたところで問題ないでしょう

 

22L-Roleiflex_Earl Grey 100
レースのカーテンで光をコントロールしながらじっくり露出を追い込んだ 時間も何もかも自由な自宅の空間で落ち着いて撮影できるのはいいね。
Earl Greyがもつグレートーンの良さがうまく出たように思う

 

28L-Rolleiflex_400TMax

一方こちらは400TMax 露出をぐっと抑えた。これは3枚撮ってイメージに近い1枚
ワンシーンに3ショット 何とも贅沢だね こういったプロセスを考えるとホントデジタルカメラは便利でらくちん ラク過ぎてつまらない とも思うが・・

 

30L-Rolleiflex_400TMax

今回は温度維持のために10℃の冷水を張ったトレーに、攪拌の間タンクを漬けておいた。
温度が下がりすぎるのも心配だったがプラスチック樹脂のタンクはそれほど影響を受けず、いい具合に温度維持に役立ったようだ。


ロジナールの低温現像でシャープで高精細な微粒子を得ることができる。

 

 

Rolleiflex 3.5F
Carl Zeiss Planar 75mm f/3.5
Lomography  Earl Grey
kodak TMax400
Rodinal(1+50)16℃ 12.50min(Earl Grey) 19.10min(TMax400)